駅レンタカーを比較、JR運賃とレンタル料金割引  | Shizutabi レンタカー

駅レンタカーを比較、JR運賃とレンタル料金割引 

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駅レンタカーとは、JRグループが全国に展開するレンタカー会社です。名前の通り、駅から車をレンタルでき、JRの特急や新幹線利用者が利用しやすいレンタカーでもあります。この駅レンタカーには、レール&レンタカーと呼ばれる割引制度があり、これはレンタル料金と、レンタルする駅までのJR乗車券を20%、特急券を10%割引できる制度です。この割引は駅レンタカー独自のもので、旅行や出張などで交通費も節約したい人にとっては、とてもお得なプランです。ここではこの駅レンタカーに着目して、どの程度安くなるのか?また大手レンタカー会社と比較して安くなるのか?など総合的に比較していきます。

駅レンタカーのレール&レンタカーとは?

この割引プランは、いくつかの条件があるのでその条件を満たせなければ適用されません。その条件が以下になります。

① JR線の営業キロを片道・往復・連続で201km以上利用すること
② 最初にJR線を利用し、出発駅から駅レンタカー営業所のある駅までの営業キロが、最短経路で101km以上離れていること
③ JR線の利用と駅レンタカーの利用が連続していること
④ 駅レンタカーはJR券の有効期間内で出発すること
⑤ 駅レンタカー券のお引取り時に、併せてJR券も購入すること
⑥ 利用者全員が同時に購入し同一行程で旅行すること
駅レンタカーのサイトより引用。

わかりやすくまとめると、ある程度の長距離を片道、もしくは往復、JRで利用する必要があり、レンタカー券とJR券は同時に購入する必要があるということ、移動の途中で私鉄や飛行機での移動を挟まず、連続で利用する必要があるということです。この条件が満たせない場合は、このプランは利用できず、代わりにレンタカー料金が10%割引になる駅レンプランを利用することになります。

移動距離についてですが、往復利用する場合は、出発地からレンタルする駅までと、その帰りを含めて201km以上であること、または片道のみ利用する場合は、出発地からレンタルする駅まで、201km以上の距離があることが必要になります。レンタカーを利用する前に必ずJRの鉄道を利用する必要があり、レンタル後にのみJR線を利用する場合は対象になりません。また、その最初の利用(行き)の距離が最短経路で101km以上なければいけません。具体例を上げると以下になります。

東海道山陽新幹線京都⇔東海道・山陽新幹線⇔姫路移動距離:130km
レンタカーアイコン姫路から駅レンタカーを利用
東海道山陽新幹線姫路⇔東海道・山陽新幹線⇔静岡移動距離:464km

上記の場合、最初の利用は130kmなので、101km以上条件は問題なし、すべての移動距離は594kmで往復201km以上の条件も問題なし、利用も連続しており(途中に私鉄などをはさまない)問題はありません。あとは、JRの有効期限内の利用、またJR券とレンタカー券を同時購入、利用者全員が同時に購入し、同一の日程で利用すること(1人の場合は問題なし)で割引の対象になります。

いくら安くなるのか?

ここでは、静岡姫路間を往復、新幹線で利用し、姫路で車をレンタルする具体例を取り上げて、いくら安くなるのか?他社との比較もして見ていきます。

東海道山陽新幹線静岡⇔東海道・山陽新幹線⇔姫路乗車券:7,700円→(6,160円)
特急券:4,620円→(4,150円)
合計:12,320円→(10.310円)
レンタカーアイコン姫路から駅レンタカーを利用
(24時間利用、乗り捨てなし)
(安心プランに加入)
レール&レンタカー料金:10,120円
駅レンプラン:9,270円
合計鉄道:24,640円→20,620円
レール&レンタカー合計:30,740円
駅レンプラン:33,910円
*レンタカーで利用する車種はコンパクトカー(Sクラス)を利用。特急券は自由席の料金を表示。

この場合、静岡姫路間の往復の新幹線、乗車券20%、特急券が10%割引されます。比較すると、割引なしと比べて、往復の交通費は、4,020円安くなります。なお、駅レンプランを利用した場合、合計金額は33,910円ですが、レール&レンタカーを利用した場合は30,740円です。比較すると、後者の方が3,170円安くなります。

ちなみに、他社と比較した場合はどうでしょうか?ここではタイムズ、トヨタ、ニッポン、ニコニコ、ワンズレンタカーの5社を比較します。

レンタカー会社料金レンタカー会社料金
タイムズレンタカー
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:7,480円
新幹線:24,640円
合計:32,120円
ニコニコ
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:6,600円
新幹線:24,640円
合計:31,240円
トヨタレンタカー
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:9,372円
新幹線:24,640円
合計:34,012円
ワンズ
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:4,960円
新幹線:24,640円
合計:29,600円
ニッポンレンタカー
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:10,230円
新幹線:24,640円
合計:34,870円
駅レンタカー
レンタカーアイコン
24時間+安心補償:10,120円
新幹線:20,620円
合計:30,740円
*レンタカーの料金はすべて会員価格で24時間、補償をフルで加入した場合。

上記は静岡姫路間が新幹線を利用、姫路でレンタカーを利用する場合です。比較すると、ワンズレンタカーを除き、それ以外の4社は駅レンタカーの30,740円(鉄道往復+レンタル代)よりも高くなります。格安レンタカー最安値であるワンズレンタカーのみ、駅レンタカーより1,140円安くなります。

これを見ると、駅レンタカーのレンタル料金そのものは高くても、交通費が大幅に割引されるため、旅費トータルで見ると、他のレンタカーを利用するよりも安くなることが多いのがわかります

駅レンタカーその他の特徴は?デメリットなどはないか?

JRの交通費が安くなるメリットは大きいですが、駅レンタカー自体はどうなのか?と考える人はいると思います。駅レンタカーは格安レンタカーではないので、しっかりしておりサービスの質も低くありません。格安レンタカーに見られるようなデメリットは基本的にありません。

駅レンタカーのデメリットとしては、補償に関して、安心補償制度(NOC免除)はあるものの、ロードサービスがありません。なので、レッカー費用の負担、タイヤ周りのトラブル対応、キー閉じ込み時の鍵あけ対応といったサービスがありません。ただし、JAFに加入しているのであれば、これをレンタカーに利用でき、このデメリットは解消されます。JAF会員は年会費で4,000円なので、レンタカーを利用する機会が多ければ、加入するメリットは多いですね。

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他のデメリットとしては、割引に関する条件が複雑な点です。レール&レンタカーでは、とてもお得なプランではあるものの、利用区間が複雑なルートの場合や、他人数での利用、利用する時期などによって、そのルート自体が適用されるのかわからなくなります。適用されると思ったら適用されず、ほとんど安くならなかったという話も聞きます。ちなみにレール&レンタカーは、JRを利用する日が年末年始、ゴールデンウィーク、お盆に入る場合は利用できません。また、乗り継ぎ割引も適用されません。割引が適用されるか否かは、JR各社に問い合わせることで確認できます。

まとめ

以上をまとめると、駅レンタカーのレール&レンタカーは、割引が適用されるための条件が多く複雑なので、考えて利用する必要があるのですが、乗車券20%、特急券10%の割引はとてもお得で、交通費を大きく節約でき、うまく利用すれば格安レンタカー以上に安くできます。

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